1.糖の吸収を抑える≪神龍木≫のメカニズム

①私たちが毎日摂取している食品の栄養素には、蛋白質・炭水化物・脂肪・ビタミン(vitamin)・ミネラル(mineral)の5つの主要な栄養素がある。

蛋白質

我々の体を作る大切な栄養素で20種類のアミノ酸(Amino acid)から出来ている。なかでも8種類の必須アミノ酸のうち何か一つでも欠けても「体のたんぱく質」とは成り得ない。

炭水化物

体内でブドウ糖(glucose)など単糖(monosaccharide)へと変化し、主にエネルギーとなるが取りすぎると体脂肪に変わり肥満の原因となる。

脂肪

脂肪酸(fatty acidへと変化し、主に体内でのエネルギー源に使われる。また、ホルモンの原料や細胞膜の成分にもなる。

ビタミン

単分子のビタミンに分解される。

ミネラル

単分子のミネラルに分解される。

②食事の流れ

2.炭水化物(多糖)の分解

多糖

デンプン(starch)

米・麦・ジャガイモなどに含まれている。
グルコースが200~3,000個連なり形成されている。

グリコーゲン(glycogen)

動物の肝臓・筋肉に貯蔵されグルコース(glucose)に枝状につき、2,000~3,000個連なり形成されている。

セルロール(cellulose)

植物の細胞壁の主成分。5,000~6,000個のグルコースが直鎖状につながり形成されている。

分解

Cオリゴ糖(oligosaccharide)

オリゴペプチドなどと同じ連なりは少ない≫
単糖が2個~10個連なった糖質のこと。
≪オリゴ=ギリシャ語で少ないと言う意味≫
単糖が数個以下で甘味を感じる。

分解

二糖

スクラロール(sucralose)
≪グルコース+フルクトース、ショ糖

マルトース(maltose)
≪グルコース+グルコース、麦芽糖

ラクトース(lactoe)
≪ガラクトース+グルコース、乳糖

セロビオース(D-cellobiose)
≪グルコース+グルコース≫

単糖が二つ連なった状態の糖質。

分解

単糖

・リボース(ribose)・デオキシリボース(deoxyribose)・グルコース≪生体エネルギー、ブドウ糖≫・フルクトース(fructose)≪甘味強い、果糖≫・ガラクトース(galactose)

糖が1つの糖質
糖質の最小単位で、体内に吸収することが可能となる。

単糖となり腸壁から吸収される

3.炭水化物(多糖)の消化・吸収

  1. 口腔
    プチァリン(ptyalin)により一部がデキストリン(dextrin)や麦芽糖になる。

  2. デキストリンと麦芽糖に分解される。塩素が働いている間約30分程度継続する。
  3. 十二指腸
    脾臓のアミラーゼ(amylase)により、二糖になるまで分解される。
  4. 小腸
    スクラーゼ(sucrase)とマルターゼ(maltase)により単糖に分解される。
    ※単糖⇒ブドウ糖・果糖・ガラクート(galactose)

4.「神龍木」の働き

「神龍木」は小腸において、二糖を単糖に分解するストラーゼとマルターゼの酵素の働きを阻害する作用があります。

<*資料参照>

単糖(グルコース、フレクトース、ガラクトース)に分解されず二糖のままでは、小腸の腸壁から糖は吸収されないため、排泄物 と一緒に体外へ排出されてしまうのです。

※「神龍木」はαグリコースなどの酵素の働きを阻害する為、腸絨毛からの糖の吸収が少なくなり、その結果、血糖値が下がるのである。

5.血糖値とインシュリン(insulin)

血液中の糖が増え血糖値が上がると、血糖値を下げようと膵臓からホルモンを分泌する。
膵臓から出てくるインシュリンは、エネルギーを貯めようと血液中の糖を血管から排出し、筋肉や肝臓に留めている。

インシュリンの分泌が増すと糖だけでなく脂も貯めようとするため、血糖値を上昇させる甘い食物(二糖)は肥満の原因となる。

「神龍木」は糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を防ぐことから糖尿病の予防・解消、更には肥満の予防・解消にきわめて有効である。

インシュリンの役割<インシュリン分泌による調整>

血糖値が急激に上がると…

血糖値とインシュリンの関係

6.糖尿病

糖尿病とは、血液中に糖(単糖、ブドウ糖)が多くなりやすい体の状態。

75kgブドウ糖負荷試験などによる判断基準

糖尿病の要因

  1. ウイルスや遺伝が原因で、膵臓のランゲルハンス島(Langerhans islands)にあるインシスリン分泌細胞(β細胞)を破壊され、インスリンが欠乏すると自分の免疫細胞が攻撃を行う。
  2. 遺伝的な要因によるインスリンが利きにくい体質・肥満や、高脂肪食・運動不足・ストレスなどが原因。
  3. クッシング症候群、バセドウ病、膵炎、ガン、肝硬変など
  • 血糖値:正常値 65~110mg/dl(空腹時)
    110~140mg/dlの場合、グルコース(ブドウ糖)負荷試験が行われる。
  • HbA1c:ヘモグロビンA1c(HbA1c)
    糖化されたヘモグロビンで正常値 4.3~5.8%

7.糖尿病の4つのタイプ

  • Ⅰ型糖尿病(インスリン依存型)
    15歳以下の子供に発症が多く、若年型糖尿病と言われている。
    膵臓β細胞が何らかの原因で破壊され、インスリンが分泌出来なくなり高血糖症として発病する。
    食事療法・運動療法・インスリン注射により治療が行われる。
  • Ⅱ型糖尿病(インスリン非依存型)日本人の糖尿病の90%
    40歳以上に多いが、肥満型の児童にも該当者がおり10代からの発症も多くなっている。
    エネルギーの取りすぎや偏食・運動不足・ストレスなどによるインスリンの分泌量または作用の低下が発症の要因といえる。
  • 妊婦糖尿病
    胎盤からは妊娠を順調に進めるためのホルモンが分泌されており、これらのホルモンにはインスリンの作用を弱める働きがある。
    同時に胎盤そのものもインスリンを壊す酵素を作っている。
    そのため、妊娠中はより多くのインスリンが必要となり、必要量のインスリンが分泌されないと妊娠をきっかけに糖尿病が発症する。
  • 遺伝性糖尿病
    遺伝+他の疾患から発症する。

合併症

高血糖の体内では過剰なブドウ糖が次々とたんぱく質を糖化させている。
たんぱく質が糖化すると糖は組織に留まり様々な障害を起こし、身体の機能を衰えさせる。
このたんぱく質の糖化は体内のいたるところで作用するため、合併症は全身に起こり得る。
特に『神経障害』『網膜症』『腎症』を糖尿病の三大合併症と呼ばれている。

神経障害
足の痺れや痛み・冷え・つり・ほてりなどの症状があり、症状が進むと壊疽になる。
網膜症
眼底失血では年間3,000人が失明している。
腎 症
むくみ・尿毒症・腎不全から人工透析が必要になる。

8.インシュリンの働き

肝臓での働き

ブドウ糖をグリコーゲンに変え肝臓に蓄える。
グリコーゲンをブドウ糖に分解されないよう抑制する。

脂肪組織での働き

脂肪細胞にブドウ糖を取り込み、脂質(中性脂肪)の合成を促進する。

筋肉での働き

筋肉細胞にブドウ糖の取り込みを促進する。
筋肉細胞にアミノ酸の取り込みを促進する。

※インスリンは食事により体内に取り込まれた糖を血液や肝臓・筋肉に蓄えるが、上昇する血糖値を抑える役目もある。
急激に血糖値が上昇すると、備蓄の限界を超えた糖は、インスリンによって脂肪細胞に運ばれそこに蓄えられる。

※本来は食事のあと約2~3時間で血糖値は平常値にもどるのだが、糖の取り過ぎなどの要因でインスリンが過剰に分泌された場合は血糖値が過度に下がってくる。
そのとき、血糖値を上げるよう脳からの指令が空腹感を感じることに繋がり、食欲を増すこと になる。